知覚過敏|歯や歯茎に痛みがある方は小室歯科医院にご相談下さい。

Dr.小室のブログ

2014年4月15日火曜日

知覚過敏

こんばんは。
鴻巣市の歯科医院。
小室歯科医院、院長の小室です。

口に水を含むと歯がしみる。との訴えで患者さんが
来院しました。

典型的な知覚過敏の状態でした。

歯肉が退縮し、歯と歯肉の境目に歯を構成している
象牙質の露出が見られました。
風をかけても反応が出ます。

人によっては、象牙質が露出していても反応が出
ない場合もあります。

知覚過敏に陥る原因として、
１．歯ぎしり
２．くいしばり
３．過度のブラッシング（長時間、多数回）
４．強いブラッシング
５．酸触（酸によるエナメル質の溶解）
６．歯周病の進行
等、多々あります。

軽度な知覚過敏であればそれを抑える薬液の塗布
で治まります。
歯と歯肉の境目がえぐれている場合は、レジンという
白い詰め物をし、露出部を塞ぐことも有効です。
重度の知覚過敏は、神経の除去をしないと治まらない
事もあります。

予防
１．強く歯を磨かない。
２．かたい歯ブラシを使わない。
３．はぎしり・くいしばりのある方は、マウスピース
　　を装着する。
４．正しいブラッシングをし磨き残しを防ぐ。
５．定期の歯科検診、歯科医院での口腔内清掃を
　　受ける。
等を行ってください。

知覚過敏になると冷たい飲み物や食べ物が
つらいですよ